Vol. 21 [2009年9月発行]

シニア化する折込チラシ・・・
どうすれば消費者に「届く」のか?

最新の調査によると、新聞(朝刊)の未購読者層は遂に30%を超えたそうです。ここ数年で10%以上も増加したことにも驚きですが、その半分、つまり5%は去年から今年にかけての変化であることもまた、大きな衝撃と言えるでしょう。不況の影響ということでしょうか。
 ですが、もちろん不況のせいだけではありません。私たち広告会社にとっても危惧すべきなのは、年代・男女別の数字です。30代男性の33%、30代女性の34%、40代男性の20%が既に新聞未購読。30代以下の新聞離れは相当なものです。これから彼らが40代、50代になっていった時、果たして新聞を読むようになるでしょうか?
 今はインターネットでだいたいのニュースはチェックできます。さらに、成長著しい「iphone」では産経新聞をまるまる無料で見ることができます。残念ながら、(紙の)新聞離れを食い止められる可能性は低いと言わざるを得ません。
 今まで、地域的な広告の主流であった新聞折込チラシですが、このまま35%、40%と進行すれば、折込チラシはマスメディアですらなくなり、ただの「シニア向けの広告」になってしまうでしょう。チラシに代わる地域単位での広告は、今後どのようになっていくのでしょうか。

 2つの方向性が考えられます。ひとつは、「Webの地域密着化」。Web自体はマスでもあり、地域ごとに細切れにもできるという特殊な媒体ですが、より地域性が高まっていくのではないでしょうか。既に登場しているメディアでは、いわゆる「ネットチラシ」というものがありますが、ネットチラシサイトは今後もっと、地域の情報に密着したポータルサイトのような役割を担うことになるかもしれません。
 もうひとつは、「紙」を利用した新しいメディアの登場です。フリーペーパーが隆盛となっている現在ですが、より網羅性(エリア内における到達率)と信頼性を兼ね備えたメディアが待ち望まれています。それは「地域新聞」のようなものか、それとも既存のフリーペーパーの発展形か、はたまたDMか・・・模索が続いています。

 では、地域で展開する店舗として、折込チラシ以外のさまざまな戦術のうち何を選択すべきでしょうか?私たちがおすすめするのは、<広域>=「自社サイトの拡充」、<中域>=「フリーペーパー(※フォーマット化されていないもの)」、<狭域>=「超・狭域での紙広告」の3本柱です。星の数ほどある店舗の中で自社の魅力をPRしていくためには、他社との違いを鮮明に打ち出しつつエリア内での支持率を高めていくより他にありません(選挙と似ていますね)。
 折込チラシに効果がなくなった・・・と感じたら、上記の方法をお試しください。弊社でも複合的な広告手法の実践をお手伝いいたします。

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